神の島のコンテナハウス

コンテナが持つシニフィアン&シニフィエを徹底的に追求する作業がこのコンテナハウスの仕事だったと言えるだろう。これは建築家一人では出来る事ではなく、クライアント自身にその気持ちがなければならない。というよりクライアントそのものの意思を引き出すお手伝いをするのが建築家の仕事なのだろうという気持ちを持った。

建築は使う人の意思によって大きく表情を変える。

日本では経験のないコンテナ型4階建ての仕事は「適合性判定」も受けなければならず、まして常識という点ではおおよそ通用しない「鉄の窓」から「採光」を取ってもいいのかなど、多くの事で悩み抜いた、工場も投げ出す寸前まで行きなかなかハラハラな仕事だった。

勿論「建築確認申請」も「完了検査」も受けクリアした「血統書付き建築物」です。

 

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コンテナ型OFFICE

建築確認申請に通り、コンプライアンスを完全実施出来る躯体となって、最初の建築となったのがこの「パルシステム館山営業所」だ。パルシステムさんは「宅配型」の生協で、家庭の都合で宅配ではなく「品物を取りに来たい」方の為の「商品受け渡し場所」という機能と「事務所」及び生協として「子育て支援や料理教室などをおこなう為の施設だ。

基礎工事が終って、設置工事に取りかかり、その設置と内装工事は10日間で終了した。

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初期の商品受け渡し入口。(このあと盛況で荷物を預かる場所が足りなくなり増築した)

子育て支援室に使われている空間。天井高さを確保するためコンテナ屋根がそのまま室内天井として使われ、大屋根を掛けているが大屋根下で断熱した。

 

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多目的室とのパーティション壁画はこの為に描かれた(タイトル:ゆりかご)
全開放可能な壁となっています。

 

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裏庭とコンテナ倉庫

 

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断熱は外張り断熱工法とした。

 

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料理教室などをおこなう多目的室