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君が僕の中に落ちてきたときの事、覚えているよ。 靴を拾おうとしたんだね。ニギハヤミコハクヌシとコンテナハウス

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しかし、ここは河ではなく海だが、海にも「コハクヌシ」のようなものが棲んでいる事は間違いない(爆)。その神秘さはスキューバダイビングをやってみるまでもなく、リーフでスノーケリングしただけでも理解出来る。

海は多くの富や食料なども提供してくれるが、同時に人間にとって過酷な環境でもある。特にその塩分が建築にとって大きな障害となる。鉄骨の建物にとって塩分による「腐食=さび」が最も厄介だ。しかし人間も多くの知恵を出し、その腐食と戦って来た。

あなたも高校の化学のイオン化傾向の授業で習っただろう。亜鉛メッキした鉄はすぐには錆びない。亜鉛がイオン化傾向が高いので先に生け贄となって錆びて行くが、亜鉛は酸化皮膜の壁を作って白化しながら錆に抵抗する。生け贄が無くなるまで「鉄」には酸化の悪魔は襲ってこない。魔法をまとった鉄は圧倒的な寿命を獲得するのだ。

そうやって鉄を錆から守るというのが典型的な昔からの防衛方法だ。現場では正式名称の「溶融亜鉛メッキ」というコトバはあまり使われず、めっき槽に浸ける様子から、俗にドブづけとかテンプラなどと呼ばれるのが一般的である。

コンテナハウスも当社では耐塩仕様が必要な時はその「溶融亜鉛メッキ」を施す。この効果はとりあえずテキメンで、何も施さない「鉄板」を海に持って行ってご覧なさい。次の日にはもう錆が出ているが、(ノーマルのコンテナハウスでは防錆塗装など基本の錆対策は施しています)溶融亜鉛メッキを施したものは全く平気である。それでも海そばではその溶融亜鉛メッキの鉄ですら暴露空間にあると、内陸の寿命にはおおよそかなわない。メンテナンスが非常に重要な要素となる。

次の方法は「構造体をカバリングすること」。この素材も「ガルバニウム鋼板」を使ったり、腐食に強いSUSを使ったりする事となる。

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難破船(写真はイタリア1983年)も「コハクヌシ」に見捨てられ(爆)、座礁して30年もの間ノーメンテナンスとなるとこうなってしまう。船も5年に一度程度のメンテナンスと、それなりの時期に更新工事を行えば人間の寿命程度ほども使える。錆と戦う歴史は海の上で繰り広げられて来た。