コンテナハウスのカフェ開業 コーチング_第1章_基礎編_5/10 マイペースのマラソンランナーであれ

カフェ開業コーチング1-5/10

A-005 マイペースのマラソンランナーであれ
今、開業をするという特殊なポイントではあります。そこでは多くのパワーを要求されることになるでしょう。しかし、オープンしてから毎日のように続いていく世界が待っています。自分の力を越えたパワーを毎日は出せません。マラソンの気持ちで走ろう。

独立開業に気持ちが燃えます。それはいいことです。今がんばらないで何時頑張るんだとも思います。さて、独立開業を予定通りかあるいは紆余曲折ありながら辿り着いたとしましょう。嬉しいことです。一つの大きな予定到達ポイントです。ここからがまた大変で大切なところです。成長しながらの連日の営業が待っています。この連日の仕事にも知恵を絞り、知識を駆使し、体を張って生きていくことになります。それに120%のチカラを出して頑張ることはやめてください。息切れします。あなたのチカラに合ったボリュームの仕事を淡々と続けられるという大きさで継続的に進めていくことが重要です。

 

排気量の違うクルマがあったとしましょう。軽四輪の660cc程度のエンジンを積んだ車と、ハマーのような重戦車のような6000ccを越えるような化け物エンジンを積んだ車があったとすれば解るでしょう。高速道路を、あるいは山道を時速80Kmで走り続けることのエンジンへの負担はすでに違うことが解ります。しかしこれは最初から勝負が見えているということでもありません。軽四輪には軽四輪で出来る事、ハマーにはハマーで出来ないこともあるのです。その違いを考えながら巡航速度で走り続ける適度な考え方を持つ必要性があります。

 

軽四輪にも個性があります。その小さなボディーによってもたらされる特徴です。ハマーにも圧倒的個性があります。そのどこでも走破できそうなダイナミックレンジです。それぞれの個性を活かした運営をすることによってそれぞれの道を切り開いていくことが出来るのです。問題なのは「巡航速度」を守って走り続けるという継続性なのです。マラソンランナーのように走り続けることに大きな意味があります。

例えば、スターバックスのある店舗では200万/日を売り上げるとしましょう。リテールカフェでは20万/日売っているところさえ少ないし、20万分商品をを出すことすら大変な話です。そのような売り上げを上げるには「絶えず人が集まる効果的な場所」の確保が出来、それだけの物量を作ることが出来る設備を揃える資本力。こなすための人の数。それを統率する力と組織力。誰もが喜ぶジャンル(ボリュームゾーンの生活者に訴求する商品)の商品の選択と開発。これは「リテールカフェ」が考えるカフェのジャンルではないのです。「別のもの」という位置づけだということが理解できるでしょうか?どちらが優れているという比較ではなく、別のジャンルだという事がにわかにわからないようでは独立人生は厳しいかも知れません。

誰にでも余裕が少しある走り方は出来るはずです。それが大事な部分です。長く走り続けるために自分の力、特徴などを把握し毎日の活動に少しゆとりをもって臨んでいかねば長い道のりの中でドロップアウトする事にもなりかねないのです。軽自動車ではダメという話ではなく、自分に合ったスピードでコンスタントに走っていくこと、これがリテールカフェではとても大切なことです。これはセンスの話ではなく、パワーの話ですから恐れることではありません。無理なパワーで走ると、せっかくのセンスさえ表現する方法を忘れてしまうこともあります。

今日のコーチングA-005

自分自身の個性を認識し、ダイナミックレンジを知り、その上で走り続けられるスピードで継続的に走り続ける事が、実際に開業してからの重要なポイントだということを忘れないでください。

checkin-counter